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無 題 3(2013.7.21)
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 初めての方は、坐禅は大変でしょう。
 なかなか自分の心をズゥーッと見つめて、それをカラッポにしろなんかいったってね、こんな難しいこと本当にないんだよね。 カラッポになんかしたら自分がどこにいくか分かんなくなっちゃう。 心があるから自分たちは生きているんじゃないかと思うけれど、ところがその心っていうのがあまりにも乱れすぎているんだよ。
 皆さんは毎日、携帯電話やなんかでいつも外にばっかり何かを求めようとしているからなおさらだね。

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 だからそれを整えなさいっていうのが正直な話だね。その手段として坐禅があるということを皆さんに教えているんですよ。
 そういうカラッポの境地は本当にあるんです。せっかくいい機会だから、坐禅をしてこの境地を体得してください。 継続すればカラッポまでいかなくても心が次第に落着いてきて、どんなうるさい中にいても外のことが気にならなくなりますよ。要するに不動心だね。

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 人間には我があるけど、これが自分だと思っているでしょう。そういう我は迷いや錯覚をおこしたりするからそういう我を消さなきゃならない。
 常識もそうです。常識も取り払わなくちゃならない。
 具体的にどういうことかというと、犬笛ってあるでしょう、犬笛。あれ吹いても音でないでしょう。ところが犬にはちゃんと聞こえているんだよ。 人間の常識が犬の常識では無いわね。

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 人間同士でも国によって常識が違うでしょう。
 虹なんか我々日本人は7色に見えるわけだけど、アメリカ人とか西洋人とかは5色に見えるようだし、アフリカ人なんか3色にしか見えないというのが常識なんですよ。
 そうすると、自分たちが思っている常識は他からみれば錯覚だわね。そのそういう感覚や計らいでもって宇宙が成り立ってる。

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 アインシュタインが数字化して、結局宇宙の原理みたいなもの作ったでしょう。ニュートンの万有引力もそうだけど、人間の計らいで全てを数字化できると思っているの。それを人間原理っていうんだけど。
 でも、ダークエネルギーや暗黒物質かという目に見えないものが宇宙のほとんどを占めているのが分かって、人間の頭ではその2割か3割しか数字化できない、摩訶不思議な世界がちゃんとあるんだということに気がついたの。
 いままで本物だと思っていたものがそこには本物や真実っていうものは無いんだっていうことにね。

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 人間はそういった常識に振り回せられるからいろんな病気、ノイローゼや鬱になったりするですよ。
 そのこだわりを無くして頭をカラッポにするのが禅なんです、坐禅なんですよ。
 人間っていうのは頭に脳があるだけでなく腹にもちゃんと脳が備わっていてね、腹の脳、腹脳っていうの。坐禅では頭の脳を使うのではなく腹の脳を使うの。
 そうすると頭がカラッポになるだけでなく腹ができてくるんですよ。だから腹で呼吸しなさいっていうの。口で呼吸したりなんか絶対ダメですよ。そこを体験してしっかりつかんでください。

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 常識っていうのは結局、ウソだと思ってくださいよ。常識にこだわると、逆に迷いが出てきますから。迷いの世界にいては妄想ばかりが起きますからね。
 それで坐禅をして頭をカラッポにし、腹式呼吸をして腹の脳を使うの。そうすると本当にスッキリした気持ちになるんですよ。
 そこをぜひ皆さん坐禅でもってかんでほしいわね。

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 だからそれは1回限りでは無理ですよ、何度もいうように、継続は力ですから。継続してもらって、そういう境地をしっかりつかんでください。
 ひとつそういうことで今日はお終い。はい。

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