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風定花猶落
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風定花猶落鳥鳴山更幽 ―その一―(2013.6.16)
スペース(風定まって花なお落ち、鳥鳴いて山さらに幽なり)
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 これは禅語で、風定まって花なお落ち、鳥鳴いて山さらに幽なり、と読みます。 あの芭蕉の句っていうのも、ほとんど禅語に近いところあるんですよ。 あの人はおそらく大分禅をやってた人なんじゃないかと思いますね。 特に、「古池や蛙飛びこむ水の音」は完全に禅の精神ですからね。
 「よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな」というのも禅に近いですわね。

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 禅の世界っていうのは自分の会得した境地を今度どうやって表わしていくのかっていうのが、これが問題なんですよ。
 こういうのを覚えているとね、禅で体験した結果をヒョコッとそういった句が思い浮かんでうまく表現できるんですよ。
 だから昔から坐禅をやった人は、芭蕉もそうなんですけれど自分の境涯を俳句とか短歌とか絵に表わしているんですよ。

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 以前、前頭葉切断で性格が穏やかになるというんで、世界的にその手術がなされたらしいの。 その結果たくさんの人が無気力になったり人格の変化をきたしたり、判断力がなくなったりしたため今はその手術はされなくなったのらしいんだが、今の状況もそれに似ているところあるんじゃないかと思いますけどね。
 特にあの携帯電話とかゲームとかのために、その人間の持っている本当の判断力みたいなのが失われてつつあるんじゃないかと思うんですね。

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 結局、今は自分自身がいつの間にか失っているような状況ですからね。
 それじゃ自分自身、自分の心はいったいどこにあるのかということについてもね、まあ今の科学者とかはみんな脳にあるに決まっているっていうんだけれど、私らからいえば腹だね。
 昔から腹の脳といって腹脳というんだけど、腹にも脳と同じものがあるんだ。
 そこで坐禅では腹式呼吸をしながら意識を腹に統一させるんですよ。
 その腹からもドーパミンとかなんかも作られているの。
 おろそかにしてはダメだということなんだね。

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